小さな一歩一歩の
積み重ねが、一人前の
生産技術者への道。
自動車部品部 生産技術課
生産技術担当
小さな一歩一歩の積み重ねが、
一人前の生産技術者への道。
コミュニケーションが大切な、
生産ラインを設計するという仕事
私は、自動車部品部の「生産技術室」というグループに所属しています。
生産技術の仕事は主に、自動車部品を作るための生産ラインを新しく立ち上げるための計画を策定したり、今ある生産ラインで新たな部品を作るための改造を行ったりします。
全ての部品は、私達が設計したラインから生まれるため、設計の良し悪しが生産効率を大きく左右することもあります。
責任のある大切な仕事です。
新規で部品を作るときは、まず新しく製造する部品の図面のチェックからスタートします。
どのような工程で進めて、どのような機器を導入するべきかベテランの先輩や、機器メーカーの方、そして実際に現場に立つ部署の社員とも何度も打ち合わせを重ねて計画を練り上げていきます。
多くの試行錯誤を繰り返して無事生産ラインが動き出した時の達成感は格別です!
しかし、部品が作れるようになっただけで私達の仕事は終わりではありません。
当初の計画どおりにラインが稼働しているか?問題点はないか?他部署の社員とのコミュニケーション取りながら作業がしやすいようにラインを向上させることも私達の大切な仕事です。
自分が設計したラインで生まれた
自動車部品が世の中で活躍する誇り
生産技術としての一番のやりがいは、なんといっても最終的に無事にラインが稼働して、製品が作られ始めた時です。
さらに、私達の部署が扱っている製品は「自動車部品」です。
ちょっと大袈裟かもしれませんが、自分が設計した生産ラインから作られた部品が、今でも街で走っている車に使用されていると思うと誇らしい気持ちになります。
また、生産技術の仕事は「生産ラインの改善や改修」も大切な仕事です。 設備の不具合の改修や、改善を行う時に、悪戦苦闘しながら機械の改修を行うこともあります。
しかし、改善を行った時に、製造の社員の方から感謝されることも多く誇らしい仕事です。
技術力と経験を
ひとつひとつ積み重ねて、
一人前の生産技術者へ成長したい
生産技術の仕事は、専門的な知識と経験が重要な仕事です。 そのため、自分は入社して2年がたっていますが、まだ一人で生産ラインの立ち上げを一から行ったことはありません。
いつも先輩達にサポートして頂きながら、ひとつひとつ仕事を覚え、経験を積み重ねており、まだまだ力量不足だな、学ぶことがあるなと実感する場面に多々遭遇します。
今の目標は、一日も早く先輩達に安心して仕事を任せて頂けるようになること。
そのためには、今担当している仕事を一つずつ丁寧に行い、経験を積み重ねていき、次の仕事で学んだことを活かしていく。
このような小さな一歩一歩の積み重ねが、将来自分が目指す一人前の生産技術者への道だと思っています。