私は、大型の工作機械を使って鋳物を削って工作機械のパーツを作る仕事をしています。
全てのパーツは特注品のため手作業で作られており、私は工作機械に設定されたプログラムの動作チェックから刃具のセット、
治具の段取り変え作業、出来上がったパーツのバリ取り作業など、様々な工程を任されています。
重量物を扱っているため、一つのミスが大きな事故や損害につながります。
そのため特にクレーン作業は何度も確認を繰り返し、常に緊張感を持って仕事に取り組んでいます。
作業中はとても神経を使いますが、その分パーツが無事に完成したときは大きな達成感を味わえます！

段取り変え作業や脱着時に切削粉を噛んでしまうと寸法不良などの不具合の原因になるため特に注意する必要があります。
規定通りの寸法で完璧に出来上がった部品は自分でも惚れ惚れするほど美しく、それがこの仕事のやりがいにつながっています。
上司や先輩方は本当に熟練の技術者なので、自分はまだまだ未熟だと感じることも多いです。
ですが、分からないことは質問すれば皆さん優しく指導してくださるので、安心して仕事に取り組めています。
教わった技術やいただいたアドバイスを参考に自分も先輩方のような技術者になれるよう、これからも日々努力を重ねていきたいです。

私が働く職場は、仕事中は重量物を扱うためみんな緊張感を持って仕事に取り組んでいますが、
休憩時間は冗談を言い合ったり笑い声が絶えない明るい雰囲気のある、一言で言えばとてもメリハリのある職場環境だと思います。
先輩方は皆さんとても優しいので、仕事、プライベートに関わらず悩み相談も気軽にできます。
仕事が終わったら一緒に食事に行ったり、趣味の話をしたりとプライベートでも交流があり、それがチームワークの強さにつながっていると思います。